しみの原因

しみの原因

  • コチラも必ずチェック!ご存知でしたか?「しみ」は8種類あります。

    しみができる原因も大切ですが、しみの種類にあわせて治療を行うことはもっと大切です。
    このページを読み終わったら是非ともしみの種類を紹介しているページもご覧ください。

    しみの種類について詳細を見る

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  • そもそも「しみ」って何?

    しみとは、茶褐色(ちゃかっしょく)の斑点のことをいいます。
    紫外線(日光)によって引き起こされる「しみ」と、ホルモンバランスの崩れやストレスによって引き起こされる「かんぱん」との2種類に大きく分類されます。

    ご注意ください!(必ずお読みください)

    「しみ」を「肝斑」と表記されることもありますが、本ページで紹介している「肝斑(かんぱん)」は、ホルモンバランスの乱れが原因で起こる「しみ」のことをいいます。

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  • しみができる原因とは?

    しみができる大きな原因は大きく分けると、紫外線によってできるしみとホルモンバランスの崩れによってできるしみの2種類に分けられます。
    このページでは、紫外線によってできるしみ/老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)の発生原因と治療方法を紹介しています。

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  • まずはお肌の内部のことを詳しく知りましょう

    お肌の内部は上から表皮層・真皮層・皮下組織・骨と、お肌の表面から骨まで大きく分けて3つの層で形成されています。

    お肌の表面から骨までは3つの階層が存在!

    (1)表皮層/お肌の一番外側

    しみができる原因はこの表皮層で起こっています。

    (2)真皮層

    コラーゲンが存在し、シワ・タルミの原因はこの真皮層で起こっています。
    お肌はなぜたるむのか?/タルミ・シワの原因を見る

    (3)皮下組織

    脂肪が蓄積されているのがこの皮下組織です。

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  • しみができるメカニズム

    しみができるのはお肌の内部(※上記のイラスト参照)にある表皮層で起こっています。
    表皮層だけを拡大したものが下のイラストです。

    表皮層はさらに4つの層でできている

    (1)角質層(かくしつそう)

    角質層(かくしつそう)とは、表皮内の1番外側の層のことをいいます。
    古くなった細胞で形成されている層が角質層(かくしつそう)です。
    角質化した古くなった細胞(死んでしまっている細胞)をお肌の一番外側に形成することにより、お肌の内部である深層部を保護しています。

    (2)顕微層

    顆粒層とは、表皮の外側から2番目の層のことをいいます。
    外部からの外敵を防ぐためにバリア層という膜を形成しています。
    お肌が水を弾く原因は、顆粒層内にバリア層が存在するからです。
    また、顆粒層には紫外線の光線を屈折(はね返す)させるケラトヒアリンという顆粒(小さなつぶ)が含まれており、紫外線などの光線をお肌の内部に浸透させないようにする役割が備わっています。

    (3)有棘層(ゆうきょくそう)

    有棘層(ゆうきょくそう)とは、表皮の外側から3番目の層のことをいい、マルピギー層とも呼ばれています。
    有棘層(ゆうきょくそう)内で構成されている細胞と細胞が、棘(いばら)のようにとげで結ばれているように見えることからそう呼ばれています。
    有棘層(ゆうきょくそう)は、表皮内でも最も厚く、表皮層全体に栄養を与える役割を果たしています。表皮内の最下層にある基底層のデコボコを埋めるように構成され、お肌を平面に保つ役割も兼ね備えています。

    (4)基底層(きていそう)

    基底層(きていそう)とは、表皮内の最下層に存在し、真皮層との間に構成されている薄い膜のような部分です。
    新しい細胞を作り出す役割をもっており、しみの原因であるメラニンを放出するメラノサイトも基底層(きていそう)に存在しています。

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  • いよいよシミができるメカニズムの核心に迫る!

    これまで表皮内の説明をしてきましたが、いよいよしみができるメカニズムをここからでご紹介します。

    紫外線を浴びるとメラノサイトが反応する

    紫外線を浴びると、表皮内の基底層(きていそう)に存在するメラノサイトが反応し、メラニンという色素を作り出し、メラノサイト内に存在するメラノソームという細胞に蓄積します。

    メラノサイトがメラニンを放出する

    メラノソームを蓄積したメラノサイトが、ケラチノサイトに受け渡されることにより、しみの原因となるメラニンが表皮内に蓄積される。

    若いときも紫外線を受けているのに、なぜしみができないのか?

    ここで1つの疑問が浮かび上がります。
    年齢が若いときも紫外線を受けているにもかかわらず、しみができないのか?ということです。
    しみは20代後半から徐々に出てきたあと、年齢を重ねるにつれて徐々に濃くなり、やがて大きく広がってきます。その原因はこれから紹介していきます。

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  • なぜ年齢を重ねるごとにしみは濃くなり、大きくなるのか?

    年齢を重ねるごとにしみが濃くなっていき、徐々にしみの面積が広がる理由は、加齢とともにお肌の機能が低下し、お肌のターンオーバーが正常に行われないことに原因があります。

    お肌のターンオーバーとは?

    お肌のターンオーバーとは、表皮内の基底層で新しく作られた細胞が表皮内をから上方向に押し上げ、表皮内の角質層にある古い細胞をアカとして体外に排出する、お肌の新陳代謝のことをいいます。
    髪の毛や爪が伸び正常なお肌や若いお肌は、お肌のターンオーバーが28日周期で行われ、絶えずお肌は新陳代謝を繰り返していますが、加齢やストレス、生活習慣の乱れなどが原因でお肌のターンオーバーが28日周期ではなくどんどん遅れてしまいす。
    お肌のターンオーバーが遅れることにより、しみ・くすみ・毛穴の開き・ニキビ等の様々な肌トラブルが引き起こされます。

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  • 若いうちは、お肌のターンオーバーが正常(28日周期)に行われている

    メラニンが表皮内に放出されても、どんどん体外にアカと一緒に排出される

    表皮内に、しみの原因となるメラニンは蓄積されないため、しみができない

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  • 加齢とともに、お肌のターンオーバーの周期がどんどん遅くなり、しみができる!

    ターンオーバーの周期が28日ではなく、どんどん遅くなります

    新しい細胞が作られないため、古い細胞もアカとなって体外に排出されません。そのため、体内には無数のメラニンが溜まり、しみとなってお肌の表面に出現する

    しみの原因は、紫外線とターンオーバー(お肌の新陳代謝)の乱れ

    しみの原因は、紫外線とターンオーバーの乱れが直接的な原因です。
    しかし、根本的な原因は加齢にともない、お肌の機能そのものやお肌のサイクルが乱れることにあります。

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  • 濃いしみと薄いしみの違いは?

    濃いしみと薄いしみの違いは、表皮内に蓄積されたメラニンの場所と、蓄積されたメラニンの大きさに関係しています。

    濃いしみ

    • 表皮内の上層部にメラニンのかたまりが存在している
    • メラニンのかたまりが大きい
    • メラニンのかたまりが横に広がれば、お肌の表面にあらわれるしみの面積も大きくなります

    薄いしみ

    • 表皮内の下層部にあり、お肌の表面からはあまり目立っていない
    • メラニンのかたまりが小さい
    • メラニンのかたまりが横に広がれば、お肌の表面にあらわれるしみの面積も大きくなります

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  • ユリシスクリニックでは様々な治療方法をご用意し、症状にあわせた治療内容をご案内しています。

    ユリシスクリニックがご案内する代表的な治療

    ①お肌のターンオーバーを正常に戻し、レーザーでメラニンのかたまりを分解する方法

    スーパーフォトRF/e-light

    ②表皮内に蓄積されたメラニンをレーザーで小さく分解し、しみを取り除く方法

    シミ取りレーザー/Q-スイッチYAGレーザー

    ③塗り薬や飲み薬でしみを解消する方法
    ドクターズコスメ

    ④注射や点滴でしみを解消する方法
    美肌・美白注射各種

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